公益財団法人 秋田県栽培漁業協会 豊かな海を守るために。つくりそだてる漁業~栽培漁業  

トップ

新着情報

ヒラメふ化仔魚を飼育水槽に収容

 4月7日に続き8日に2つのふ化槽でふ化したヒラメ仔魚をコンクリート製50トン水槽に収容しました。
IMG_0081IMG_0082IMG_0083
写真左上、右上:ふ化槽でふ化をはじめたヒラメ受精卵 写真左下:ヒラメふ化仔魚を収容した飼育水槽(緑色になっているのは、ふ化仔魚の餌となる動物プランクトンのシオミズツボワムシが食べる植物プランクトンが入っているため)
2016年04月08日 (金)

ヒラメ受精卵搬入第二弾

3月29日のヒラメ受精卵搬入に続き、4月6日夕方に(公社)富山県農林水産公社滑川栽培漁業センターから無償譲与を受けたヒラメ受精卵を搬入し、ふ化槽に収容しました。IMG_0075IMG_0074
写真:ビニール袋に海水と受精卵を詰め発泡スチロール箱に入れて運搬。到着後は、袋ごとふ化槽に収容し、海水の温度差を縮め、袋から受精卵を海水ごとふ化槽に放ち海水を注入して流水状態にします。
2016年04月07日 (木)

ヒラメの種苗生産に着手

 秋田県水産振興センターで養成しているヒラメ親魚の状態が悪く、受精卵の確保が困難なことから、当協会では第一弾のふ化の取り組みとして、3月30日に石川県水産総合センター志賀事業所からヒラメ受精卵を譲り受け、30日夜に搬送してきた受精卵をふ化槽に収容、4月1日にはふ化槽でふ化した仔魚をコンクリート製の飼育水槽に収容しました。
IMG_0065 IMG_0066 IMG_0064
写真左上:ビニール袋に入れ搬送してきたヒラメ受精卵を袋ごとふ化槽に収容し、温度差を調整
写真右上:ヒラメ受精卵のふ化に使用のふ化槽4基
写真左下:ヒラメ受精卵ふ化中
2016年04月04日 (月)

アワビ種苗の放流

 去る11月13日と16日の2日間、秋田市から男鹿市船川港までの地先で、秋田県漁業協同組合によるアワビ種苗の放流が行われました。放流に使用したアワビは、当協会から供給し、殻長3cm、個数約7万個です。放流はアワビ稚貝をイワガキの貝殻に付着させ、外敵から食べられにくい状態にして行います。海底に届いたイワガキの殻からアワビ稚貝が動き出し、岩の隙間に入り込んで、生息し成長を始めます。そして約3年後には、殻長10cmにまで成長し、漁業者が採補できる大きさになります。
IMG_4970 IMG_4971 IMG_4980 IMG_4975           写真 左上:発泡スチロール箱に入れ運搬したアワビ種苗 右上:イワガキの貝殻に付着させているアワビ種苗 左下:アワビ種苗の入った発泡スチロール箱を船に積み放流に出発 右下:アワビ種苗を成長に適した場所にカキ殻に付着させた状態で放流
2015年11月17日 (火)

クルマエビ種苗出荷始まる

 9月28日からクルマエビ種苗の出荷が始まりました。水槽内の産卵・ふ化から2カ月が経過し、全長25mm程度に成長した種苗は、漁業者の手によって砂浜域の海岸に放流されます。 クルマエビ種苗は、県内をはじめ、青森県の日本海側、山形県、そして新潟県に供給しています。
IMG_4876IMG_4877IMG_4880IMG_4883      左上:クルマエビ種苗生産100トン水槽、右上:出荷するクルマエビ種苗、左下:取り上げ直前のクルマエビ種苗、右下:クルマエビ種苗をトラックの水槽に積み込み
2015年09月28日 (月)

27年度最終のマダイ種苗放流

 平成27年度最後となったマダイ種苗の放流が、9月13日の週に行われ、9月16日県漁協秋田支所、同月18日三種町八竜漁協、能代市浅内漁協の手によって放流されました。9月8日の第24回放流式から約1週間経過し、種苗はまた成長しました。
IMG_4838IMG_4847          左:成長した赤色に色づいたマダイ種苗 右:放流のためマダイ種苗を運搬水槽に積み込む
2015年09月24日 (木)

マダイ種苗の放流

 6月初旬にふ化したマダイは、陸上の栽培漁業施設で育成し、その後県内3カ所の海上に設置した生け簀網の中間育成施設で育成していましたが、9月8日椿、9月9日金浦と戸賀でそれぞれ放流を行いました。全長8cm程度に成長したマダイ稚魚は、3年後には約30cmとなり、5年後には約1kgにまで成長します。釣り人のみなさん、小さいサイズを釣られた場合は、リリースをお願いします。
IMG_4831IMG_4815IMG_4826IMG_4823               左上:網生け簀設置の筏、右上:海中から生け簀網の回収、左下:放流前にマダイ稚魚の重量測定、右下:生け簀網で成長したマダイ稚魚
2015年09月10日 (木)

第24回放流式開催

 9月8日、秋田県漁協船川総括支所を会場に、平成27年度第24回放流式を開催できました。当日の参集者は70名、うち21名は今年度で閉校となる男鹿市立船川南小学校の第4学年から第6学年までの児童です。児童及び来賓らによって放流された種苗は、ヒラメ稚魚(全長8~10cm)、マダイ稚魚(全長7~8cm)各2千尾です。これらの小さい魚を釣った場合は,リリースをお願いします。
IMG_4792IMG_4807IMG_4809IMG_4801              左上:放流式会場、右上:放流種苗の展示、左下・右下:種苗放流
2015年09月09日 (水)

放流式に向けたヒラメ種苗の成長

 9月8日開催予定の第24回放流式。その日に放流予定のヒラメ種苗は、写真のように成長しています。本ホームページ新着情報の7月9日掲載のヒラメ写真と見比べてください。体表の模様が鮮明になり、砂に同化するような気配が感じられます。
IMG_4781                                 ヒラメの有眼側の茶色の体表に多くの白色の斑点が形成されている
2015年08月31日 (月)

ガザミ種苗の出荷

 平成27年度のガザミ種苗最後となる稚ガニの出荷が、8月24日行われました。大型の稚ガニで、稚ガニ1齢期まで成長した後、水槽に海苔網を入れて、それぞれの稚ガニが安定して過ごせる場所を作り、脱皮を2回行った3齢期稚ガニまで成長させたものです。砂浜の海岸に放流されてからは、幾多の試練が待ち構えています。それらを乗り越え、来年の6月には立派に成長して漁獲に結び付いてくれることを期待せずにはいられません。
IMG_4767 IMG_4770 IMG_4776 IMG_4775          左上:いくつも海苔網を垂下し稚ガニの居場所を確保  右上:稚ガニの標本                                                       左下:ザルで集めた出荷する稚ガニ  右下:水槽の排水口から稚ガニを流し集めて採取
2015年08月25日 (火)
1 16 17 18 19 20 21 22 23 24