クルマエビの出荷が始まりました
7月から種苗生産に取り組んでいたクルマエビが放流サイズ(全長25㎜)に達し、9月26日から県内外に出荷を始めました。
クルマエビは7月末に男鹿近海で獲れた親エビからふ化したもので、県水産振興センター魚類棟100トン水槽4槽を使用し生産していました。
クルマエビの種苗生産は近県では行っていないことから県外からの需要もあります。
9月26日は深浦町役場、鰺ヶ沢漁業協同組合、山形県漁業協同組合、秋田県漁業協同組合船川総括支所に計70万尾出荷され、それぞれの地域に放流されました。
クルマエビは放流後1年ほどで体長20㎝まで成長し、天ぷら、塩焼き、フライ、刺身等に調理され食べられます。
出荷作業は27日に秋田県漁業協同組合南部総括支所と北浦総括支所、10月1日は新潟県水産振興協会、秋田県漁業協同組合天王支所と続き、今年度は約3百万尾出荷の予定です。