公益財団法人 秋田県栽培漁業協会 豊かな海を守るために。つくりそだてる漁業~栽培漁業  

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職員採用試験を実施します

2014年07月25日 (金)

福島県松川浦漁港にヒラメ稚魚を放流しました

 海を守る運動推進委員会の要請により当協会が栽培したヒラメ稚魚4,000尾(平均全長8㎝)が福島県相馬市松川浦漁港に放流されました。
 海を守る運動推進委員会は、震災からの漁業の復興を支援するため、アサヒカルピスビバレッジの協力を得て全国各地に111台設置した自動販売機の売上金を活用し、放流事業を行いました。
 7月8日早朝、協会の中村理事長はじめ職員3人がヒラメを積み込み男鹿市を出発し、約5時間かけて放流場所である松川浦漁協荷さばき施設に到着しました。
 放流式には主催者の宮原邦之会長代行、佐藤相馬双葉漁協組合長、佐藤相馬市副市長、佐藤相馬市議会議長など80人が出席し、バケツに入ったヒラメを岸壁から次々と放流しました。

 このヒラメ稚魚は青森県産の親魚から4月上旬に採卵し、当協会が男鹿市の施設で栽培したもの。
 海を守る運動推進委員会の要請によるヒラメ稚魚放流は、平成24年の宮城県気仙沼市、平成25年の岩手県大槌町に続き今回で3回目。豊かな海の再生を願って栽培しました。



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2014年07月10日 (木)

宮城県から派遣されていた4名の技術研修員が研修を終える

平成24年5月から当協会に派遣され、栽培技術や施設維持管理手法の習得に勤しんでいた公益財団法人宮城県水産振興協会の4人の技術研修員が12月20日で研修を終え、宮城県に帰りました。
  宮城県の栽培漁業施設は東日本大震災の津波により生産不能になりました。このため、新たに採用された職員は本県での約1年7ヶ月に及ぶ研修でアワビ、ヒラメを主体とした栽培技術、栽培施設の維持管理手法、さらに今後業務で役立つであろう資格試験に挑戦し、7つの資格を取得しました。
 宮城県に帰ってからは宮城県栽培漁業センター施設等でさらに技術の習得を続けるということです。
 4人の皆さんには秋田で習得した技術を宮城県の栽培漁業の復興に活かすことを大いに期待しています。
  (写真は男鹿市の秋田県栽培漁業協会本所前で 右から 遠藤光浩さん、鈴木秀樹さん、鈴木順哉さん、伊藤 賢さん) 

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2013年12月21日 (土)

新法人名称の看板を設置しました

 平成25年10月1日に公益財団法人に移行したことにより事務所玄関に新法人名称の看板を設置しました。
 新たに就任した難波和聡理事長(秋田県農林水産部次長 ※写真 右)と中村彰男副理事長(秋田県水産振興センター所長※写真 左)の2人が杉材に「公益財団法人秋田県栽培漁業協会」と墨で書かれた看板を掲げました。
  新理事長からは職員に対し「新たな気持ちで頑張っていきましょう」と挨拶がありました。

 

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2013年10月18日 (金)

公益財団法人へ移行しました

 財団法人秋田県栽培漁業協会は公益法人制度改革に伴い、秋田県の認定を受け、平成25年10月1日をもって「公益財団法人秋田県栽培漁業協会」として新たな一歩を踏み出すこととなりました。
 当協会は平成4年10月に設立以来、秋田県における栽培漁業の推進機関として水産動物の種苗生産、放流・供給等に取り組んでまいりました。
 今後は新たな「公益財団法人」として引き続き栽培漁業に邁進してまいりますので、ご支援ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。

2013年10月01日 (火)

クルマエビの出荷が始まりました

    7月から種苗生産に取り組んでいたクルマエビが放流サイズ(全長25㎜)に達し、9月26日から県内外に出荷を始めました。
    クルマエビは7月末に男鹿近海で獲れた親エビからふ化したもので、県水産振興センター魚類棟100トン水槽4槽を使用し生産していました。
 クルマエビの種苗生産は近県では行っていないことから県外からの需要もあります。
 9月26日は深浦町役場、鰺ヶ沢漁業協同組合、山形県漁業協同組合、秋田県漁業協同組合船川総括支所に計70万尾出荷され、それぞれの地域に放流されました。
 クルマエビは放流後1年ほどで体長20㎝まで成長し、天ぷら、塩焼き、フライ、刺身等に調理され食べられます。
   出荷作業は27日に秋田県漁業協同組合南部総括支所と北浦総括支所、10月1日は新潟県水産振興協会、秋田県漁業協同組合天王支所と続き、今年度は約3百万尾出荷の予定です。

 

2013年09月27日 (金)

平成25年度(第22回)放流式が開催されました

  栽培漁業の普及啓発を目的にした稚魚の放流式が好天に恵まれた9月10日、男鹿市北浦漁港で関係者約80人が出席して行われました。放流式は毎年県内漁港を巡回して開催しており、今年で22回目となります。
      放流式ではまず大漁と海上安全を祈願して神事を執り行ったあと、藤井理事長が挨拶、その後、秋田県水産振興センター増殖部の斉藤主任研究員が今年度の種苗生産や放流の概要を報告しました。その後、男鹿市立北陽小学校の3,4年生18人がバケツに入ったヒラメ、マダイの稚魚を岸壁から放流し、「つくり育てる漁業」を体感していました。
     この日放流したヒラメは4月に採卵・ふ化したもので平均全長約8㎝、また、マダイは5月に採卵・ふ化したもので平均全長約7㎝で、それぞれ2千尾を放流しました。

2013年09月26日 (木)

マダイの中間育成始まる

  県水産振興センター施設で種苗生産したマダイ稚魚約88万尾(全長30㎜)を7月22日から26日にかけて順次戸賀湾、椿漁港、金浦漁港に設置した網生け簀に移し、中間育成を始めました。今後、全長80㎜程度まで育成し、9月中旬に60万尾を目標に放流する予定です。

2013年07月31日 (水)

海フェスタおが「海の総合展」に稚魚を展示

    7月13日から28日までの16日間、男鹿市総合体育館で開催された海フェスタおがの「海の総合展」に栽培漁業協会もブースを設置し、協会で種苗生産しているヒラメ、マダイ、クロソイそれにエゾアワビを3水槽に分けて展示しました。

 展示したヒラメは4月15日にふ化したもので全長70㎜、マダイは5月24日にふ化したもので全長30㎜、クロソイは5月1日に産仔したもので全長70㎜、それにエゾアワビは昨年5月にふ化、採苗したもので殻長30㎜。いずれも普段は見られない稚魚、稚貝のため、来場者は興味深そうに水槽を覗き込んでいました。

 また、希望者にはエゾアワビの稚貝殻1袋(稚貝殻3~7個入り)を提供しました。

 期間中7月16日には本県を訪問されていた秋篠宮ご夫妻が栽培漁業協会のブースを視察されました。県水産振興センター職員が秋田県の漁業について、栽培漁業協会職員が展示している種苗について説明しました。魚類について造詣の深い殿下からは稚魚の餌についての質問がありました。



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2013年07月30日 (火)

ヒラメ稚魚を県内各地に放流

 4月に県水産振興センター施設でふ化、種苗生産し、そして同施設と岩館ヒラメ中間育成施設で育成していたヒラメ稚魚約27万尾(平均全長65~75㎜)を7月7日から20日にかけて、県水産振興センター職員、県漁業協同組合職員の応援を得て順次県内各地に放流しました。

2013年07月30日 (火)
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