公益財団法人 秋田県栽培漁業協会 豊かな海を守るために。つくりそだてる漁業~栽培漁業  

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ヒラメ種苗の放流

 7月8日、成長して平均全長80mmを超えたヒラメ稚魚を、男鹿半島南磯から南側の海域の主な拠点に、漁協の協力を得ながら放流を行いました。本日の種苗は、秋田県水産振興センター栽培漁業施設の甲殻類棟の水槽で受精卵からふ化し育成した稚魚で 、途中から巡流水槽棟の水槽に移して中間育成したものです。秋田県の海域では、約3年で1kgに成長するという調査結果があります。
2015年07月08日 (水)

アワビ稚貝の放流(第一弾)

 平成27年度のアワビ種苗放流の第一弾は、県北部の八峰町。7月7日、岩館、八森両地区に、殻長30mmのエゾアワビ29,000個が、漁業者の手によって放流されました。  2~3年後には、漁業者が採捕できる殻長10cmに成長します。  また、毎年8月に八峰町で開催されている「あわびの里づくり」、参加者が放流体験をしているアワビ稚貝は、当協会から購入していただいたものです。
2015年07月07日 (火)

マダイ稚魚の色づき

 マダイの稚魚が成長し、水槽の水面からは、体表に赤い色素が見える個体が増えてきました。 ふ化から1カ月経過し、餌はそろそろ動物プランクトンと人工配合餌料の併用から、人工配合餌料のみに切り替える時期に来ました。
IMG_4683IMG_4684                  左はマダイ稚魚、右は人工配合餌料自動給餌器
2015年07月07日 (火)

ガザミ種苗の放流始まる

秋田県ではワタリガニと呼ばれる標準和名ガザミ。 水産振興センターで生産している、ガザミの稚ガニ種苗供給斡旋が6月26日から始まりました。 これまでに、漁業協同組合が種苗を購入し、男鹿北部、県南部、男鹿南部の各地域で放流が終了しています。  現在、1回目の生産が終わり、中間育成中ですが、この種苗が放流された後、2回目の生産に入る計画です。  平成27年度のガザミ種苗の斡旋供給は、平均甲幅5mmで約210万尾です。
2015年07月03日 (金)

マダイの稚魚育成中

平成27年度のマダイ種苗生産の開始は、昨年より遅く、 6月に入っての開始となりました。  現在、ふ化から約30日となり、水産振興センター施設の 100トン水槽4面で泳ぐ、とても小さな黒い姿を確認することができます。  7月22~24日には、県内の戸賀港、椿漁港、そして金浦漁港に設置される 海中網生け簀に運搬し、そこで中間育成され、9月中旬頃には、 そこから放流される予定です。  平成27年度のマダイ種苗の放流は、全長85mm、30万尾を目標としています。
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2015年07月02日 (木)

間もなくヒラメ稚魚を放流

平成27年度のヒラメ種苗生産は、3月下旬から始まりました。 現在、水産振興センター施設と岩館ヒラメ中間育成施設の2カ所で 中間育成中です。大きさは全長80mm程度まで成長しており、 7月8、9日に県内各地で放流が予定されています。  平成27年度のヒラメ種苗放流は、全長80mm。20万尾を 目標としています。
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2015年07月02日 (木)

19年ぶりに職員を採用しました

 4月1日付けで栽培漁業協会として19年ぶりに職員を採用しました。 海から遠い大仙市出身の佐藤亮太君(22歳)です。水産系の学部新卒の フレッシュマンで、大学で学んできた魚類学や水族増殖学を現場で生かして みたいとたいとはりきっています。  体格は見るからに丈夫で力持ちで、これからは主に種苗生産業務を担当す ることになりますが、職場は高齢者が多いので、次代を担う技術職員として 大いに期待しています。そして早く一人前になってくれればと願っています。


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2015年04月01日 (水)

エゾアワビの放流が終了しました

 当協会の主要な栽培種苗であるエゾアワビの放流が、4月の八森、岩館地区を皮切りに、
11月26日の金浦、象潟地区への放流で、今年度の放流がすべて終了しました。
 アワビ放流は漁業者の要望が強く、全県に放流しています。放流個数は殻長20㎜が
402,440個、殻長30㎜が218,450個の合計620,890個でしたが、
4月からの供給単価アップや消費税率アップの影響か、前年比12%減となりました。
エゾアワビはにかほ市象潟にある施設で栽培していますが、供給が追いつかず、一部
を北海道から移入し、対応しました。
 放流したアワビの稚貝は早ければ4年後に、漁獲サイズ(10㎝以上)に成長する
見込みです。
2014年11月28日 (金)

クルマエビの出荷が最盛期です

 今年のクルマエビの出荷は、10月3日の新深浦漁業協同組合(青森県)を皮切りに、現在、10月27日までの予定で盛んにおこなわれています。例年に比し、ほぼ1ヶ月遅れで、県内外各地に出荷されています。

クルマエビは例年、7月下旬から8月上旬にかけて県内産の親エビから採卵し、種苗生産をしますが、今年は生産初期に一部の水槽で真菌症の発生が認められたため、何度か採卵を繰り返しました。8月中旬に入ってからは親エビが集まらず、なかなか計画した種苗生産数量の確保ができず、ずいぶん難儀しました。
それでも8月上旬に産卵した稚エビが、全長20㎜以上に育ち、10月3日から出荷できるようになったものです。ほぼ1ヶ月遅れで県内外各地に出荷されています。
今年は県内に188万尾、県外に83万尾出荷予定です。
来年の秋には漁獲サイズに成長します。

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2014年10月16日 (木)

放流式を行いました

栽培漁業の普及啓発活動の一環として行っている放流式を9月9日秋田県漁業協同組合南部総括支所(金浦漁港)で関係者約90人が出席し、行いました。 放流式は神事(大漁祈願、海上交通安全祈願)、平成26年度種苗生産状況報告に続き、地元金浦小学校の5年生39人に協力していただき、岸壁からバケツに入れたヒラメとマダイの稚魚各2千尾を放流しました。 ヒラメは約10㎝、マダイは約8㎝ほどの大きさです。 この日は好天に恵まれ、放流された稚魚は元気に漁港内を泳ぎまわっていましたが、やがて見えなくなりました。 放流された稚魚が漁獲可能サイズ~ヒラメ(30㎝)、マダイ(14㎝)~に成長するのは、いずれも来年の秋になります。



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2014年09月12日 (金)
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