新着情報
エゾアワビの放流が終了しました
当協会の主要な栽培種苗であるエゾアワビの放流が、4月の八森、岩館地区を皮切りに、
11月26日の金浦、象潟地区への放流で、今年度の放流がすべて終了しました。
アワビ放流は漁業者の要望が強く、全県に放流しています。放流個数は殻長20㎜が
402,440個、殻長30㎜が218,450個の合計620,890個でしたが、
4月からの供給単価アップや消費税率アップの影響か、前年比12%減となりました。
エゾアワビはにかほ市象潟にある施設で栽培していますが、供給が追いつかず、一部
を北海道から移入し、対応しました。
放流したアワビの稚貝は早ければ4年後に、漁獲サイズ(10㎝以上)に成長する
見込みです。
見込みです。
2014年11月28日 (金)
クルマエビの出荷が最盛期です
今年のクルマエビの出荷は、10月3日の新深浦漁業協同組合(青森県)を皮切りに、現在、10月27日までの予定で盛んにおこなわれています。例年に比し、ほぼ1ヶ月遅れで、県内外各地に出荷されています。
クルマエビは例年、7月下旬から8月上旬にかけて県内産の親エビから採卵し、種苗生産をしますが、今年は生産初期に一部の水槽で真菌症の発生が認められたため、何度か採卵を繰り返しました。8月中旬に入ってからは親エビが集まらず、なかなか計画した種苗生産数量の確保ができず、ずいぶん難儀しました。それでも8月上旬に産卵した稚エビが、全長20㎜以上に育ち、10月3日から出荷できるようになったものです。ほぼ1ヶ月遅れで県内外各地に出荷されています。 今年は県内に188万尾、県外に83万尾出荷予定です。 来年の秋には漁獲サイズに成長します。
2014年10月16日 (木)
放流式を行いました
栽培漁業の普及啓発活動の一環として行っている放流式を9月9日秋田県漁業協同組合南部総括支所(金浦漁港)で関係者約90人が出席し、行いました。
放流式は神事(大漁祈願、海上交通安全祈願)、平成26年度種苗生産状況報告に続き、地元金浦小学校の5年生39人に協力していただき、岸壁からバケツに入れたヒラメとマダイの稚魚各2千尾を放流しました。
ヒラメは約10㎝、マダイは約8㎝ほどの大きさです。
この日は好天に恵まれ、放流された稚魚は元気に漁港内を泳ぎまわっていましたが、やがて見えなくなりました。
放流された稚魚が漁獲可能サイズ~ヒラメ(30㎝)、マダイ(14㎝)~に成長するのは、いずれも来年の秋になります。
2014年09月12日 (金)